一般的に原状回復工事とは、住居・オフィス・テナントなどを今現在の状態から「入居時」の状態に戻すことを言います。
また、住居とオフィス・テナントでは工事を行うタイミングが違い、マンションやアパートなどの住居では退去した後に工事を行い、オフィスやテナントは退去する前に行います。
オフィスやテナントは、仮に契約終了前に原状回復工事が済んでいないと、工事が終わるまでの賃料をテナントが負担するケースもありトラブルの原因にもなります。
工事のタイミングだけは注意しておきましょう。
目次
原状回復工事はどこまで行う?
では、実際に原状回復工事はどこまで済ませておけば良いのでしょうか。
実はここが最もトラブルにつながるポイントで、国土交通省が平成10年に「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を制定しました。その後も随時、改訂は行われています。
ガイドラインでは経年による劣化は原則として、元に戻す必要はないとしています。場所によって経年劣化とみなされる年数や期間は異なりますが、仮にクロスが経年により変色をした場合は入居者が負担する必要はなく、貸主(オーナー)側の負担です。
トリプルワイは補修も含めて全て整えます
大切なことは、ただきれいにしたりクリーニングを行うだけでなく、補修をしながらプロの目線で工事を進めていくことだと考えています。
基本的に、トリプルワイの原状回復工事は全てがきれいになるまで行い、クロスの傷やフローリングの汚れも補修しながら仕上げていきます。
原状回復工事は資産としての価値をまもること
マンションでもテナントでも、建物に使用されている設備や内装・外装は外から見ただけでは、簡単に把握できません。
トリプルワイの職人たちは施工のプロならではの目線で素材や材質に合った適切な工事を施します。
また賃貸の物件に使用されている設備はメーカーや品番などによっても扱い方が変わってきます。それぞれに合った修繕を施すことで物件の価値を下げることなく補修を行います。
弊社が原状回復工事をはじめたきっかけ
本来、原状回復工事はビルメンテナンス会社様が請け負うことが一般的です。先程のお話のように、実際に設備や内装を始め、ビルのことをよく知っているからです。
弊社もビルやマンションの外壁工事を行っている際、たまたま原状回復工事の依頼をいただいたことをきっかけに始めることとなりました。
トリプルワイにも、多くの専門技術を身につけている「多能工」と呼ばれる職人たちが多く在籍しているので安心して専門的な部分まで工事することが可能です。
トリプルワイの強み
弊社の強みは、とにかく素早い対応と、外壁の調査や補修ができる部分です。7階建くらいまでのマンションのオーナー様でしたら、トータル的にサポートをすることが可能です。
また、本来であれば現場の管理から作業までの間に外部委託することがあるので、どうしてもコストや時間がかかってしまいます。弊社では管理から作業までを全て内製化しているので、無駄なコストや手間を省くことが可能です。
正直どのような業者さんに頼んでも、「清掃」に関しては大きな違いはないと感じています。最終的に重要なのは、「清掃以外でどこまで寄り添うことができるのか」です。
原状回復工事の価格表
スケルトン工事
スケルトン工事とは、建物の構造体以外の内装を全て解体する工事です。建物の構造体以外、全てを解体する工事で、内装の一切が取り払われて骨組みだけの状態にことから、「スケルトン工事」と呼ばれています。
「内装解体」とは異なり、スケルトン工事は建物の構造部分以外のすべてを解体し、撤去する工事になります。
工事するタイミングは内装や設備などを全て新しく取り替える予定がある時で、間仕切り、壁、天井、床を解体・撤去するだけでなく、電気配線、配管、排気設備からエアコンまでと、設備も全て入居時の状態に戻します。
建物の構造物以外の全てを解体するため、鉄筋コンクリートのビルの場合は、コンクリート打ちっ放しの状態に戻されます。
スケルトン工事の費用
おおよその目安は1坪3万円程度でお請けしております。
ですがスケルトン工事の価格は、現場の状況や内装の状態によって大きく変わりますので、ご依頼検討している方、まずはお気軽にお問い合わせください。