こんにちはトリプルyのTです。

ブログからお仕事の依頼もあり、施工方法や専門としているお仕事を本日もブログにUPしていきます。

本日の工事は東京都足立区にあります商業施設屋上が施工箇所です。

ドレイン回収/交換と、ドレイン周りの防水施工に関してましてブログをUP致します。

建物の排水性を上げる為に、必須でドレインがあります。

建物のドレイン（drain）は、雨水や排水を適切に排出するための設備やシステムを指します。

主に屋根や床などからの雨水や排水を収集し、建物内外へ効率的に排水する役割を果たします。ドレインの設計や配置は、建物の構造や地理的条件によって異なる場合があります。

例えば、屋根のドレインは雨水を収集して排水するためのシステムであり、雨水が屋根の上で滞留することを防ぎます。また、建物内部の排水もドレインによって収集され、下水道や排水溝に接続されることで建物周辺の浸水を防ぎます。

ドレインの設計は建物の水密性を保ち、浸水や水害を防ぐために非常に重要です。

建物の外壁や屋根の勾配、排水口の位置、排水管の設置などが適切に計画される必要があります。

また、ドレインのメンテナンスも定期的に行うことで、効果的な排水が維持されることを確保します。

ドレインの詰まりや排水管、樋の防水不具合箇所が見られる場合、そこから排水性が無くなります。

建物のドレインが詰まると、いくつかの問題が発生する可能性があります：

1. **浸水:** ドレインが詰まると、雨水や排水が適切に排出されなくなるため、建物内外に浸水が発生する可能性があります。特に豪雨などの際には、水が建物内に侵入し、被害をもたらす可能性があります。

2. **屋根への負荷:** 屋根のドレインが詰まると、雨水が屋根に溜まって重みが増し、屋根の損傷や崩落の危険性が高まる可能性があります。

3. **建物の損傷:** 詰まったドレインからの水の流れが滞ると、建物の外壁や屋根に損傷を与える可能性があります。水が建物に浸透することで、劣化や腐食が進む可能性もあります。

4. **内部の被害:** 建物内部の排水が詰まると、トイレやシンク、浴槽などの水が流れにくくなるため、使用に支障をきたす可能性があります。

5. **衛生リスク:** 詰まったドレインは排水の滞留を引き起こすため、雨水や排水の中に細菌や汚染物質が溜まる可能性があります。これにより、衛生リスクや健康への悪影響が生じる可能性があります。

6. **臭いの発生:** 詰まったドレインからの水が滞ると、臭いが発生することがあります。これは水の停滞によって腐敗が進み、不快な臭いを放つ結果となります。

総じて、建物のドレインが詰まることは、建物全体にさまざまな影響を及ぼす可能性があるため、早急に対処することが重要です。定期的なメンテナンスや清掃を行うことで、ドレインの詰まりを予防することができます。

本日の施工箇所はこちらです。

解体でも使われる道具やサンダーなども使い、雨水が集まり流れやすい様に防水面に凹凸をつけます。

樋、排水管に繋がるようにして密着させていきます。

シーリングを使用して防水性を上げ、その上から建物の塗装面と同じパターンを付けて塗装します。

屋上はウレタン防水ですので、凹凸をつけた箇所を再度ウレタン防水でならします。

この様に完成致しました。

樋交換や、ウレタン防水、ドレインの交換は、トリプルyまでご連絡下さい。

ご予算に合わせた施工を行います。