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タイルの劣化が気になる場合、タイル剥落防止ネットでの応急処置をご検討ください。

2020年6月17日

2年後に大規模修繕工事を控えているのに、自社物件のタイルが落ちてしまった……

これは実際に以前、弊社がお客様から頂いたご相談です。


タイルの剥落は毎年多くのマンションで発生しており、弊社にもよくご相談が寄せられます。

以下の数字をご覧ください。この表ではタイルの落下事故件数と被害者の数がまとめられています。タイルの落下事故は毎年発生しており、年々増加しているのが現状です。

▼お急ぎの方はこちらからご相談ください!

 

タイルの落下事故件数(カッコ内は被害者が発生した件数)

2014年6件(1件)
2015年3件(1件)
2016年6件(9件)
2017年5件(1件)
2018年8件(1件)
2019年12件(7件)

落下したタイルが歩行者に当たって怪我をするケースが、毎年起こっており、なんと2019年では7件も発生しています。オーナーとしては、タイルの剥落による事故は絶対に避けたいところですよね。


しかし現実的には、数年後に大規模修繕を控えているのに(もしくは十分な積み立てがないのに)タイルの修繕を行うのはコストがかかりますし、かなりの痛手になってしまいます。


そこで今回はタイルが落下した、または落下しそうな物件においてタイルを張り変えずに、タイル剥落防止ネットを施工して対応する方法についてご紹介します。

タイルが剥落しそうな時、張り変えずに対処する方法

冒頭でお伝えしましたように、「タイルがはらんでいる」、または「剥落しそうだが、いますぐタイル修繕を行うのは、資金的な問題や大規模修繕の計画上難しい」といった場合、剥落防止ネットを施工することで急場をしのぐことをおすすめします。
急場と言いましても、実際のところタイル剥落防止ネットは数年設置しておいても問題ありません。そのため一時的なものだと不安に思う必要はありませんのでご安心ください。

また、部分的にタイルが落下してしまったケースでは、放置したままですと雨水がコンクリート内部に浸水して鉄筋を腐食させてしまいます。そのため、はがれた部分を修繕する必要があります。

その場合、タイルを部分的に貼り変えるか、モルタルで一時的に埋める方法がありますがどちらもそれ単体ではあまりおすすめできません。なぜなら、一部が剥落したということは他の部分も落下する可能性があるからです。
そのため、部分的だとしてもタイルが一度剥がれてしまった場合や剝がれそうな場合は、全面的な打診調査を行うか剥落防止ネットを張る必要があるでしょう。

タイル剥落防止ネットはロープアクセスでの設置が一番です


 剥落防止ネット設置は、急場しのぎに使われることが多い方法のため、迅速かつ低コストで行うことが望まれます。また、そもそも足場を組んでしまいますと、足場と外壁を固定するためにアンカーを壁に打ち込むため、剥落防止ネットを施工することはできません。

ゴンドラで施工する手段もありますが、ロープアクセスと比較すると仮設費用が高く、1.31.5倍程度の費用がかかります

つまり、最も低コストで剥落防止ネットを施工する方法はロープアクセスなのです。

タイル剥落防止ネット施工の流れと費用

まず、現地で打ち合わせを行います。
そして図面を採寸し、タイル剥落防止ネットを作成します。
その後、壁の周囲にアンカーを打ちワイヤーを張り巡らせます。
剥落防止ネット
を仮止めしたのち、結束線で綺麗に止めて施工完了です。

ネットが取れることがないよう結束線で止めている様子

 

このように迅速かつ効率的に進められるようにしております。

また、剥落防止ネットの費用の目安ですが、1516階のマンションの1面に施工すると仮定した場合、平米3,000円〜(仮設費用、作業費用、ネット代こみ)になります。

そして実際に施工にかかる期間ですが、このサイズの剥落防止ネットの施工ですと、34日ほどで完了いたします。

タイル剥落防止ネット施工事例

タイルが一部剥落してしまったものの、大規模修繕を控えていたために改修を行わずタイル剥落防止ネット設置した事例です。
一部が剥落していたため、他も剥落する危険があり一刻も早い施工が求められます。

即日、現地調査に伺い、他のタイル剥落が発生する前に施工完了しました。

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タイル剥落防止ネットを貼ることで歩行者、居住者様には安全に通行してもらえます。
剥落のネットだけではなく屋上、バルコニー内の防鳥ネットの設置も施工可能です。

足場不要で時間が掛からなく施工できるロープ技術を検討してみてはどうでしょうか?

 

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