東京都武蔵村山市、立川市を拠点とし、ロープアクセスを用いた改修工事、外壁打診調査を行うトリプルワイです。
平成20年の建築基準法改正によっていわゆる外壁の全面打診調査が義務付けられました。「事故を未然に防ぐために、外壁や避難路など建築物の防災上の性能について、定期的に専門知識を持った人に見てもらう必要があります」ということです。
弊社ではロープアクセスを使用して打診調査を行うことが可能です。今回は弊社のロープアクセスについて解説をしていきます。
目次
ロープアクセスの特徴
ロープアクセスの特徴とはどのようなところにあるのでしょうか?いくつかポイントを見ていきます。
足場が不要
ロープアクセスは、移動や身体の固定にロープを使用するので、足場を組まずに対応できます。時間や費用が節約でき、足場の組めない環境でも作業が可能です。
対応がスピーディー
足場を設置したり撤去をする必要はないため、作業に取り掛かるまでの時間が短縮できます。ロープアクセスは動きにある程度自由が効くので上下左右に幅広く対応できる点もポイントです。
コスト面も優しい
足場がない分、現場の規模が大きくなればなるほど足場代の節約につながります。また、無足場工法のなかでも、高所作業車やゴンドラを使用した作業に比べて費用が抑えられます。
例えば、4面あるマンションでしたら、1面ずつ進めていくことが可能です。そうなると長期的に施工を進めることが可能で、1度に多くの費用を支払う必要はなく、分割での支払いが可能になります。
建物の場所や隙間を選ばない
ビルやマンションによっては、隣接している建物との間が非常にせまかったり、建物の真下に川やカーポートがある場合、足場では対応できないようなシーンがあります。ロープアクセスであれば、そういった現場にも柔軟に対応できる特徴があります。
ピンポイントで施工することが可能
雨漏りの原因を調査する場合、足場を組んだとしてもほとんど使用しないケースが多々あります。ロープアクセス工法なら雨漏りしている部分をピンポイント施工。足場を架設するより施工費用が抑えられる場合が多くあります。また作業中の規制もほとんど必要ないので、商業施設などの営業への影響も最小限に抑えることができます。
ロープアクセスの安全性はどう担保するのか?
ロープアクセスは常にロープとつながっているため、仮に居眠りをしても、ロープにつながっている限り、落ちるということはありません。但し、墜落したら確実に大事故になってしまうため吊元の選定や、結び方、ロープ切断防止の養生など、技術や準備の段階で徹底した安全確認が必要です。
また、ロープ高所作業では、労働安全衛生規則でライフラインの設置が義務付けられています。ライフラインとは、身体保持器具を取り付ける『メインロープ』とは別の、安全帯を取り付けるためのロープのことを指します。ですので、メインロープになにか生じた際にも安全帯を通じてライフラインとつながっているため、落下したりケガをしたりせずに済むケースが多いです。
作業員の見た目には、必ず2本のロープが装着されていることになります。作業風景をWebサイトにて公開している会社も多いので、安全性への意識が高い企業はライフラインの設置を明言していることも多いです。
ロープアクセスには定期的な訓練が必要
ロープアクセスでは定期的なトレーニングが必要となっています。
というのもロープアクセスは現代でこそ安全に対応できる仕組みとなってきましたが、まだまだ落下事故が発生しているのも事実です。現場の施工管理での問題もあるかもしれませんが、作業者の不注意や技量不足というものも大きいと思います。特に不注意での事故は日頃の安全意識の差とトレーニング不足によるものが大きいと感じます。
自動車の免許などでも、定期的に免許更新という形で知識や技能を振り返りますが、ロープアクセスでも同様にこういったトレーニングが必要になります。
triple-yの特徴とは
triple-yでは独自のトレーニング施設で定期的なトレーニングをしています。代表の高吉が自らトレーニングを行っており、スタッフに対して定期的にトレーニングを徹底して行っていこうと思っております。
行う内容としては安全確認、釣り下がり中に作業者を安全に地上に降ろす練習などがメインになります。基本的にロープアクセスは作業員は2名で行うので、相方が釣り下がり中に心肺停止したケースを仮定して、一緒に降りていくための練習を行います。15分以内に何かしらの対応をする必要があります。
心肺停止の状態では、心臓マッサージをしなければ死亡率が高くなります。そうならないためにも安全かつスピーディーに行わなければいけません。そういった際に重要になってくるのは訓練です。
「正確」に「素早く」行うことを意識して練習をちゃんとしておけば、もしもの際に力を発揮してくれます。また、こういった練習からより作業効率の向上も期待ができ、スタッフの技量が高まります。そうすることでロープアクセスでも、お客様のご依頼に対応できる幅がさらに広がっていくと考え、特にロープを使用した重量物の運搬などは、こういった技術を習得していたからこそ対応できていることが多いと感じます。
外壁調査でお困りなら、実績を多く持つ弊社にご相談ください!
弊社「トリプルワイ」は、足場代のかからないロープアクセス を得意とし、ビルやマンションなど様々な高層建築物に対し打診調査を行ってきた実績を持ちます。
外壁調査でお悩みでしたら、「お見積もり最短1日」のメールフォームもご用意していますので、お気軽にご連絡いただければと思います。
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