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タワーマンションの外壁修繕にロープアクセスが大活躍!

2023年3月9日


 
2000年頃から出始めたタワーマンションは、2007年をピークに数多くの場所で建築されました。つまり、2022~2023年は、多くのタワーマンションで大規模修繕が行われる時期になるのです。これはタワマン2022問題と呼ばれ、足場をかけにくいという特徴から大規模修繕はタワーマンションにとって切実な課題となっています。そこで提案したいのが、ロープアクセスと言う外壁補修方法です。
 
この記事では、足場を組みづらい現場で活躍し、年々市民権を得ているこのロープアクセスとタワーマンションの相性について紹介していきます。
 

ロープアクセスとは?

ロープアクセスとは、ロープを使った高所作業法の一つです。作業員は屋上にある吊元に通されたロープを身体に括り付け、建物を上下に伝いながら作業を行います。
 

ロープアクセスのメリットデメリット

ロープアクセスのメリット

足場関係でかかるコストを削減できる
通常の場合、高所で作業をする際は足場を組み立てて作業が行われます。しかし、補修する箇所が部分的だったり、点検・調査などの軽作業だったりするにもかかわらず足場を組むと、足場代のコストと実際の作業内容の割が合わなくなり高いコストがかかってしまいます。
ロープアクセスの場合は、足場を組まずに、限定的な箇所に素早く対応することができるため、規模の小さい修繕や点検・調査に見合ったコストで施工を行うことができます。
 
作業スピードが早い
足場を組み立てる必要がない分、ロープアクセスは素早く作業に移ることができます。タイルの剥離が進んでいる、漏水が発生しているなど、早急に対応しなければいけない施工がある場合も、ロープアクセスならすぐに対応することができます。
 
足場を組みにくいところでも対応できる
ロープアクセスは、ロープと、ロープを垂らすことのできる吊元があれば作業ができます。そのため、足場を組みにくい構造・環境の建物でも作業をすることができます。
ただし、作業をする場所の幅が狭いと、できる作業は限られてきます。
 
作業期間中の外観への影響が少ない
足場を組んで施工を行うと、建物は常に建てられた足場に囲まれた状態になってしまうため、外観が大きく損なわれてしまいます。しかし、ロープアクセスの場合、建物を囲むのは作業員とロープだけになるので、外観を作業以前と大きく変わらない状態を保つことができます。
 

ロープアクセスのデメリット

吊元がないと施工できない
ロープアクセスは、ロープを垂らすための吊元がなければ作業することができません。ただし、アンカーやパラペットクランプなど、吊元代わりになる器具を打ち込むことができれば、問題なく施工ができます。
 
足元が不安定
足場がある場合、作業員は足元が安定した状態で作業を行うことができます。しかし、ロープアクセスの場合は、ロープで垂れさがっている分足元が不安定で、それにより作業性が悪くなってしまうことがあります。
 
落下防止にコストがかかる
足場がある場合、物や人がアクシデントで落下しても、足場そのものが盾となって地面への落下を防いでくれます。ですが、ロープアクセスは下に何もない状態のため、落下防止措置などの対策を取らなければ、作業員の安全性が確保できません。
 
第三者が施工後の検査を行えない
足場を組み立てていると、施工後に第三者が足場を上り下りすることで検査を目視で行えます。ですが、ロープアクセスの場合、そもそも足場自体が存在しないため、第三者が目視で検査を行うことができません。検査は写真や動画などの内容でしか判断することができなくなってしまいます。
 

ロープアクセスとタワーマンションの相性が抜群!

タワーマンションの外壁修繕にロープアクセスは抜群に対応できます。
タワーマンションの大規模修繕が難しくなっている理由の一つは、強風です。施工中、作業員は常に風の抵抗に耐えながら作業をする必要があり、階数が高ければ高いほど強風の勢いも強くなります。
しかし、ロープアクセスは、ロープと作業員の身体のみで作業を行うため、風が当たる面積が小さく、風の抵抗が少ないという利点があります。
 
また、安全性の配慮も万全です。タワーマンションで施工を行う際、ロープは、決められた階数or長さで設置されたアンカーから垂らされます。これにより、ぶら下がる吊元の安定を確実に安定させることができます。
強風の程度や落下の防止など、このほかにも考慮すべき事項はいくつかありますが、風の抵抗の小ささや、安全の配慮のしやすさから、ロープアクセスはタワーマンションの大規模主膳に抜群と言えるのです。
 

ロープアクセスによるタワーマンションの外壁補修はお得?

ロープアクセスは、高度な技術と知識を必要とする分、単価では比較的高めの額が設定されています。しかし、大規模修繕など全体的な面からかかるコストを考えると、お得にコストを抑えられることがあります。
ロープアクセスは、ゴンドラや足場などの作業用の足場を設置する必要がありません。それにより、足場の材料のレンタル代や組み立てによる人件費が削減できますし、工期の時間も短くなります。また、ロープアクセスはロープを伝い修繕箇所までスピーディーに移動することができるため、効率よく作業を行うことができます。修繕箇所が一部の部分にしかない場合は、その箇所に集中してロープアクセスを利用することができます。
 

トリプルワイは仮設足場のプロフェッショナル

トリプルワイはロープアクセスだけでなく、仮設足場やゴンドラなど様々な足場工事を網羅的に請け負うことができるのが強みです。
大規模修繕も行っているため、足場を作った後も大規模修繕を行うことができます。
足場から補修工事まで受けることができるため価格も抑えたうえで工事ができます。
この記事を読んで少しでも工事について相談したいと考えた方はぜひご相談ください。

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株式会社トリプルワイ
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